不動産投資の成功は? | 念ずれば花ひらく「会社経営」

不動産投資の成功は?

最近、投資不動産がなかなか買えないという声を聞きます。
これは、突然そうなったわけではなく、昨年のはじめあたりから、不動産価格が高止まりして、マーケットが膠着化してきているからです。

実際には、上級投資家は玄人向け物件を購入し、高収益化しているので不動産自体は売れているのですが、
一般向けの投資物件は、高くて買えないというのが現実なのかもしれません。

玄人向けとは、全空室物件だとか事故物件など、手を加えないと収益を生み出せない物件のことです。

と言うことは、今は積極的に不動産を買いに行く時期ではない!ということです。
むしろ、今は所有している物件を売って、資産を入れ替えたり、次に不動産の価格が手頃になったときに思い切って買いにいけるように、財務体質を改善しておく時期だと思います。

あと、不動産投資の成功に必要な視点とは・・・
「デッドクロス」
不動産は、減価償却資産になり、実際に出て行かないお金を毎年経費に出来ます。
しかしながら、その減価償却費の額と、ローン返済の元金の額が逆転してしまったらどうでしょう・・・
減価償却が終わってしまった不動産は、減価償却費はゼロ。
一方、ローンの元金返済は続きます。
すると差し引きできずに所得税の節税ができませんね。
大きな課税価格になってしまい、勘定あって銭足らず状態。

償却期間が見えているのであれば、出口戦略もそれなりに変わってきます。
また、繰上返済や法人化などによっても戦略も変わってくるでしょう。

もっともっと勉強が必要です。