公示価格が二極化 | 念ずれば花ひらく「会社経営」

公示価格が二極化

先日(18日)国土交通省より公示地価が発表されました。





千葉県内では、震災の復興が進む浦安市などで上昇となりましたが、我孫子市内の地点で下落率が全国最大となるなど二極化が進みました。
君津市や木更津市は昨年同様、アクアラインのお陰と言えるのかどうか、住宅地の上昇が高かったようです。

一方、船橋市内ではどうだったのでしょう。
目立ったのは、日の出のような工業地が全国トップの上昇率だそうで。
集積が進む湾岸エリアの物流関連の施設が価格を押し上げています。

ただ、それでも震災前の価格水準と比較すると2割ほど低いのです。
直後からすれば、需要は回復したと見えるかもしれませんが、同じ千葉県内でも下落地域と上昇地域があります。
主要都市とそれ以外の地方で格差が広がる二極化の傾向には変りありません。

あまり一喜一憂しないようにしましょうね。
どちらにしても、どこにしても「利便性」の良い不動産しか価格の維持は出来ないのですね。